こんにちは!
今回は心理学およびマーケティング戦術の1つ
『ゴルディロックス効果』
について詳しく解説していきます!
ゴルディロックス効果とは?
ゴルディロックス、、、
僕は初めて聞いた時、イカつい大男の名前かと思いました。笑
でも実際は少女の名前でした、、、(ごめんね笑)
ゴルディロックス効果とは簡潔に説明すると
丁度良い真ん中のものを選んでしまうということです。
このゴルディロックス効果の名前の由来は「三びきのクマ」という童話から来ており
その中で登場する少女の名前が「ゴルディロックス」のようです。
この童話では、三びきのクマが住んでいる家があります。
三びきのクマが外出している間に1人の少女が家の中に入ってきました。
そこには熱いお粥、冷めたお粥、丁度良い温度のお粥があります。
少女はこの3つの中から、丁度良い温度のお粥を選んで食べました。
これがゴルディロックス効果の由来となったお話です。
YouTubeに動画があったので興味がある方は観てください!
ゴルディロックス効果の身近な例
それではゴルディロックス効果が感じ取れる身近な例を上げていきましょう!
例1
あなたはタピオカ屋さんに来ています。
タピオカドリンクのサイズは「S」「M」「L」の3種類です。
あなたはどのサイズを選びますか?
。。。。。。
僕はほとんどの確率で「M」を選びます。
というか大半の人が「M」を選んでいると思います。
例2
家電屋さんで炊飯器を買います。
それぞれ、「中古1万円」「新品3万円」「新品最新モデル10万円」です。
さて、どの炊飯器を買いますか?
。。。。。。
はい。一番売れるのは「新品3万円」の炊飯器です。
このように人間は無意識に真ん中の丁度良いものを選びがちです。
ゴルディロックス効果をマーケティング に活かすには?
それではゴルディロックス効果はマーケティング において
どのように活用していけば良いでしょうか?
ゴルディロックス効果は別名「松竹梅理論」とも呼ばれています。
よくおせちとかでも松・竹・梅の3種類から選んだりしますよね。
一番売れるのはやっぱり「竹」です。
割合でいうと2:5:3の割合です。
、、、ということは簡単ですね。
何か売りたい商品があるのであれば、3つ商品を用意して
一番売りたいものを真ん中の値段に設定する。
これだけでいとも簡単に売りたい商品が一番売れます。
人間って基本安すぎるとそれはそれで心配になりますし、
高すぎると躊躇して手が出せなくなります。
そんな中、安すぎず高すぎない自分にとって丁度良い値段の商品があれば
買っちゃいますよね。
松竹梅理論の金額設定についてのポイント
上記で説明した通り、松竹梅理論だと一番売りたいものを真ん中の値段に設定する。
これが一番重要なポイントです。
しかし、もう1つ重要なポイントがあります!
それは金額差の設定です!
下記に例を書きましたが
「竹」は「松」に少しプラスで頑張れば手が届く金額、
「梅」はやや離れた金額に設定することが重要です!
良い例
松→¥1,000 竹→¥3,000 梅→¥10,000
こうする事で、梅は少し高いけど松を買うぐらいなら
少しプラスして竹を買う方がお得だなと誘導しやすくなります!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴルディロックス効果について理解が深まれば幸いです!
最後に、
商品が一つだけだと、答えは買うか買わないか。
商品が複数あれば、答えはどれを買おうかに変わりがちです。
でも商品が多すぎたら効果は出ないのでやっぱり3択が良いですね。
後者に持って来させた時点で商売は勝ちなのかもしれません。
何か商売する時は是非この記事を思い出してください!
それでは!
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